私たち「医療法人慈繁会(じはんかい)」は、土屋病院(日本医療機能評価機構認定病院)を母体病院として、
地域医療・介護に根ざしたサービスネットワークを展開しております。
また、「慈心妙手」の名の下に、慈しみの心と優れた医療技術を目指して、
「地域に根づいた医療」「地域に愛される病院」を目標に、歩みを進めてまいります。
日頃より慈繁会施設をご愛顧賜り誠に有難うございます。心より御礼申し上げます。とくにここ3年は新型コロナウイルス感染症により、多くの医療機関がそれぞれ独自の医療機能を発揮できず地域の皆さまにご迷惑をお掛けする状態が続いております。未だ出口が見えない状況にありますが、当法人も全力で今まで通り少しでも皆さまのお役に立てるよう業務に邁進する覚悟でおりますので引き続きご支援・ご愛顧賜りますよう何とぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、当法人は今年10月で満60歳となります。先代繁一が七ツ池の地に土屋医院として開業して以来、お蔭さまで地域の皆さまにご支援頂き還暦を迎えることになります。残念ながら旧土屋病院は東日本大震災、昨年2月13日の福島県沖地震で倒壊し、現在はその姿を見ることができなくなりましたが、本当に長い歴史を刻んでくれました。その陰には病院、そして慈繁会の発展を支えてくださったたくさんの職員の皆さんがおりました。今改めて支えてくださった全ての職員の皆さまに心より感謝申し上げたいと思います。
本来なら創立60周年を記念して盛大に祝賀会を開催するところでしょうが、このご時世です。そのような大々的な催しは行わないことに決めました。その代わり今こそ支えて下さった職員の皆さまに声かけさせて頂き、慈繁会同窓会を立ち上げることにしました。これからの医療・介護・福祉は団塊の世代が段々と少なくなるにつれて大きく変わることが予想されます。従いまして私たち慈繁会も時代の流れに乗り遅れることなく成長しなければなりません。そのためには現職員の頑張りも必要ですが、今まで当法人を支えてくださった皆さまのお力も必ず必要となります。どうか皆さま、皆さまが過ごした慈繁会での時間を振り返ってみて、もう一踏ん張り当法人の将来の在り方を考えてみてください。宜しくお願い致します。
コロナワクチン3回目接種が進み、経口治療薬が製造され市中に出てくるようになれば新型コロナウイルス感染症も一段落すると思います。地域の皆さまもう少しです。一緒に頑張りましょう。
当法人が皆さまのお役に立てることは積極的に取り組みます。是非とも今まで以上のご支援・ご愛顧のほど何とぞ宜しくお願い申し上げます。
令和4年4月1日 医療法人慈繁会
理事長土屋 繁之
慈心と云うのは仏教で云うと、苦を除いて安楽を与えようとする心であり即ち仏心のこと。
妙手と云うのは、此の慈心を叶えるための手、手当てする手、み仏の手、即ち手段である。
医学的な言葉で云い換えれば、慈心と云うのは患者様の苦痛を取り除いて健康を取り戻してやりたいと希う心、愛情であり、
妙手と云うのは此の心の実現のために、病気を取り除いてやるための駆使すべき技術即ち医術を意味するもので、
此の両者は車の車輪の如く、何れを欠くことも許されないのである。
第1項 | 当法人の事業は、医療を核とした各種のサービス業であることを正しく認識する |
---|---|
第2項 | 患者様及び利用者様は私たちの師でありすべてに優先する |
第3項 | 患者様及び利用者様に最も良質な医療及び介護サービスを提供する |
第4項 | お互いに専門職業人として信頼し、尊敬し、助け合う |
第5項 | 何事にもチームワークで対処し、チームの一員として責務を果たす |
第6項 | 肉体的にも、精神的にも、社会的にも常に健康を維持する |
慈繁会の旗印である「慈心妙手」から心と手を抽出し図案化しました。
下の三日月部分は左右の手掌で医術の原点で「お手当て」をイメージ、上のハートは昇華して行く魂(志)をイメージし、
この両者の調和した結合で作られる「心」を慈繁会の不変の目標と考えて選択されたものです。
丸みのある柔らかい曲線で描き、色彩は慈繁会の色、即ち「紫泉」に因んだ紫色を選定しました。
昭和37年10月 | 現地に「土屋医院」を開設 |
---|---|
昭和40年4月 | 「土屋病院」に改組(63床) |
昭和41年5月 | 「医療法人土屋病院」に改組 |
昭和42年4月 | 看護婦宿舎「明善寮」建築 |
昭和43年5月 | 土屋病院歯科部増設 |
昭和45年8月 | 「守山診療所」開設 |
昭和47年8月 | 付属託児園建築 |
昭和48年9月 | 土屋病院増改築工事完了(128床) |
昭和49年6月 | 救急病院認可 |
昭和54年3月 | 職員宿舎「志清寮」建築 |
昭和59年4月 | 守山診療所を新築移転し「田村診療所」と改称 |
平成3年6月 | 研修所及び社宅建築 |
平成4年4月 | 土屋病院産婦人科外来・病棟改築 |
平成8年4月 | 法人名を「医療法人慈繁会」に改称 |
平成8年6月 | 介護老人保健施設「紫泉の里」開設 |
平成9年11月 | 「田村訪問看護ステーション」及び、 「田村在宅介護支援センター」開設 |
平成12年4月 | 「田村居宅介護支援事業所」開設 |
---|---|
平成15年4月 | 救急病院を返上 |
平成15年9月 | 土屋病院を全床「療養型病床」に転換(99床) |
平成15年11月 | 「トータルヘルスクリニック」開設 |
平成17年4月 | 「ペップ託児園」開園 |
平成18年4月 | 「田村在宅介護支援センター」を廃止し、 「田村地域包括支援センター」を開設 |
平成19年11月 | 「デンタルヘルスクリニック」開設 |
平成21年1月 | 高齢者専用賃貸住宅「明善」開設 |
平成22年7月 | 「トータルヘルスクリニック 通所リハビリテーション」開設 |
平成24年10月 | 創立50周年 |
平成28年4月 | 土屋病院を郡山市山崎に新築移転 「七ッ池クリニック」開設 |
平成29年4月 | サービス付き高齢者向け住宅「くさ埜」開設 |
令和3年4月 | 「七ッ池クリニック」を「トータルヘルスクリニック」内に診療機能移転 |
医療法人慈繁会の付属施設をご紹介いたします。
採用情報については、各施設のページをご参照ください。