診療部

DATE. 2018.05. 8

麻疹(はしか)

今皆様もマスコミ報道でご存知のように、沖縄で麻疹が大流行しております。麻疹は「はしか」とも呼ばれ麻疹ウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹性の感染症です。約10~12日の潜伏期の後に、鼻汁、咳、結膜充血、目やに等が出現すると共に38℃以上の発熱が認められます。この状態が数日続いた後、いったん解熱するものの再び高熱となり全身性の発疹が現れます。発疹が現れる前から「コプリック斑(周りが赤く中心が白い口腔粘膜にできる粘膜疹)」がほほの内側に認められます。

麻疹に罹患した場合特異的な治療法はありません。そのためには予防接種が重要です。毎年ゴールデンウイークが過ぎると各地で麻疹の流行が話題になります。旅行等で人の動きが活発になり、予防接種を受けてない、あるいは麻疹にかかったと勘違いしている人たちに麻疹の感染が見られます。麻疹は空気感染ですので、手洗いうがいなどでは防げません。マスクの着用が対策としては有効ですが、一日中付けているのも大変ですよね。対策としての一番は予防接種をおすすめいたします。麻疹の抗体価を測定してからでも良いですし、予防接種をしてない方はぜひこの機会にご検討ください。麻疹の流行は毎年起きるのですから。麻疹.jpg

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