薬剤部

DATE. 2021.04. 9

湿布はたくさん貼っても大丈夫?

                                                                                                                                        

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2016年の診療報酬改定で「湿布の処方枚数は1処方につき70枚まで」と定められたのをご存じでしょうか?

腰、両足、両手、肩、首と体の痛みに応じて1日に7枚以上使用しているケースを何度も経験したことがあります。痛みというのは、患者さんにとっては、とても辛いことで何とか解消したいと感じているはずです。しかし、使い方によっては体の別の部位に負担がかかって、新たな症状が起きてしまう場合もあるので一緒に考えてみましょう。

1日7枚貼ると、10日で70枚を超えてしまします。

飲み薬と違って、「副作用が少ないんだから胃を荒らすことはないでしょう?」

と思っていませんか。これは、半分正解で半分間違いです。

確かに、湿布は局所に投与することで全身性の副作用を軽減し、痛みがある部位に鎮痛効果を発揮します。しかし、1枚当たりの吸収量は少なくても、過量に貼付するとその分全身へ吸収され、副作用を起こすことがあります。内服薬に相当する量が吸収されていれば、胃に負担がかかることが予測されます。1日に2枚までと明記されている薬品も存在します。

湿布の使用は長期に及ぶことが多いため複数枚貼っていても、痛みのコントロールが出来ていなかったり、胃の調子が悪いなど、気になった方は、使用方法について医師または薬剤師へ相談してみてください。

#湿布の処方枚数  #湿布の副作用

胃痛のイラスト.png

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