女性のかたへ

女性のみなさんへ。
自分の健康のこと、「忙しい」を言いわけにしていませんか?

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土屋病院 健診センター センター長補佐土屋 広見
30代前半で見つけた小さなしこり。
みなさんには後悔してほしくないから。

女性が健康診断を受ける割合は、男性に比べて低く、全体の2割程度と言われています。わたしたちが日々みなさんをお迎えしていても、とくに専業主婦の方は世代を問わず少ないと感じます。
社会保険加入者であるご主人の扶養であれば、企業健診と同じように定期受診できますが、働き盛りの世代は家庭生活においても多忙で、つい自分の健康は後回しになってしまうもの。また核家族化が進んで、昔に比べ病気を患う肉親を間近にする機会が少ない今、若い女性にとって病は縁遠く、自分が健康であることを疑わないことが多いですし、ホルモンバランスが崩れはじめる50代・60代は、お子さんの進学や親の介護などを優先してしまいがちです。
看護師であるわたしも一家の主婦であり、子ども達の母親で、妻で、また娘として高齢の両親を持つ身ですから女性のみなさんの毎日休みのない気ぜわしさはよく理解できます。でも時々、「それを言いわけにしていませんか?」と問いかけたくなることもあります。なぜなら、自分自身が30代前半で小さなしこりを見つけた経験があるから。セルフチェックでみつけた、約1cmのしこりに「もし悪いものだったらどうしよう」と不安にかられた体験をしているからです。
医療従事者ですから、セルフチェックを習慣にしていたし、乳がん治療に対する知識もあります。細胞診の結果、異常なしと分かってからも「早く気づいてよかった」「良性でよかった」と何度も胸をなでおろしました。

1年365日のたった半日を、
自分にプレゼントしてあげてください。

乳がんは、できてから1cmの大きさになるまで約10年かかるとされ、ミリ単位ほどの早期には、ほとんど自覚症状がないうえに自己チェックしても気づくことは難しい。でも、マンモグラフィの画像なら自分でも分からない小さなしこりが影として映ります。そして、発見が早ければ早いほど、対処する選択肢は増えます。その影が良性と分かっても、しこりがあったこと自体に不安に感じる方もいるかもしれませんが、定期的に状態を見つめ続けていくことで、不安は毎年リセットしていくことができます。
多少でも不安を抱える方が健診をリピートされるとき、わたしたちは必ずその方の前回、前々回のデータを受診日前日まで揃え、担当医師に渡します。医師の画像診断では、今年のデータばかりでなく、過去のデータを見比べながら経過をお話しします。
担当するのは女性の乳がん認定医師であり、女性にしか分からない不調の訴えには、おなじ女性としてお答えすることができます。しこりに触れたときの、指の感覚を体験していただくための自己触診モデルも用意しています。コツが分かれば、入浴や着替えの際のちょっとした動作のついでに、自分で胸のケアができるようになります。
健康診断に必要な時間は、1年365日のたった半日です。
お子さんのため、ご主人のため、ご両親のために、その半日を自分にプレゼントしてください。忘れてしまいそうなら、ご自身の誕生月を一年に一度の健診の月にしてみては、と思います。
そして、もうひとつ。男性のみなさんへお伝えしたいことがあります。あなたにとって大切な女性、ご主人なら奥様の、息子さんならお母様の健康に少しだけ気持ちを向けてあげてください。奥様やお母様はもしかしたら、家族のために自分の健康を横に置いてしまっているかもしれませんから。

乳がん検診の診療実績
マンモグラフィ実績 平成27年度682人 平成26年度529人 平成25年度528人 参考:平成28年度394人(9月9日現在)
当センターの乳がん検診は、女性医師と女性技師が担当しますので、
安心して受診いただけます。

※女性医師をご希望の方は、ご予約時にお伝えください。

健診のご予約は、下記お電話よりお申し込みください。完全予約制 TEL024-932-5435 受付時間 平日10:00-17:00(水曜・土曜PMは休診)婦人科検診で女性技師をご希望の方は、ご予約時にお伝えください。

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