お知らせ

2016.11.25
お知らせ

ナース海を渡る~尚志高等学校アメリカ修学旅行に同行して~

tobu_norimono01_d_01.pngのサムネイル画像のサムネイル画像今回私は、郡山市内にある尚志高等学校のアメリカ修学旅行に、付き添い看護師として平成28年11月7日より11日まで同行しました。修学旅行に付き添い看護師として同行するのは初めての経験であり、日本とは医療制度が違うアメリカに行くという話を頂いた時には英語が話せない私にとって期待よりもはるかに大きい不安に押しつぶされそうでした。


 渡米前には、学校医が行った健康調査票の確認や携行する医療機器のチェックを行いました。飛行機内への医療機器の持込が制限されているため、測定可能なのは体温と脈拍だけでした。後は自分の目で見て手で触れるという(看護の「看」という字は「手」と「目」でできています)看護師の原点に帰り、生徒さんを護らなくてはいけないと覚悟をしました。病院内では患者様の急変時は医師の指示の下に医療行為を行いますが、初めての環境の中で医師のいない状況を不安に思った私は、院長にアメリカから24時間電話して良いという言質をとり、持参する携帯電話で国際電話をかけられるように手続きをしました(このアイデアはお勧めです)。


 さあ出発です。修学旅行中に体調不良を訴える生徒さんがいらっしゃり、やはりその状態を判断するのが難しく、翻訳機器や通訳も無い状況で現地の方に説明する大変さを感じ、もっと勉強しなくてはと思いました。また、機内に持ち込める医療機器を事前に検討しておくべきであったと思いました。今回現地の病院に搬送しなければいけないような重大な生徒さんはいらっしゃいませんでした。しかし持病があり内服薬を持参した生徒さんで、服用しようとしその時になって初めて服用する薬だということが判明し、現地の看護師が日本の医療機関に連絡をとるという事がありました。この経過は、私が帰国後ご家族に連絡をしなければならないので、記録を取るのに必死でした。普段から記録をとる事の大切さを改めて認識しました。


 旅行中、ハプニングが起きました。旅行期間中に大統領選挙の投票日があり、現地で銃撃事件が発生したとの情報が入りました。全くの想定外でしたが、医療人として、人生の先輩として、私が生徒さん方を守らなくてはいけないと思いあらゆる想定をして、もしもの事態には持参した物品でどのような処置を行うことが出来るか確認をしました(清潔なガーゼも大量には持参できません)。アメリカが銃社会であることを改めて実感し、渡航先の安全確認も同行する看護師の仕事であると思いました。幸いにも、我々一行はこの騒動には巻き込まれず無事帰国することができました。


 帰国してからは今回の同行を振り返り、もっと普段から医学的なことや英語、社会常識など勉強していかなければと反省の日々です。看護師としてとても良い経験をさせていただきました。今後病院内で活かしていきます。このような貴重な機会をくださいました尚志高等学校の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。


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